1枚の絵から
図工の授業って、
絵を描いたり、粘土で造ったり、工作したり・・・
のイメージですが、
「鑑賞」も大事な内容ですね。
昨日、
その「鑑賞」の授業を、
県の文化振興課のマッキー先生に来ていただいて、
6年生が受けました。
菱田春草「落葉」が題材でした。
「季節はいつ?」「何時頃?」「どんな音が?」「場所はどこ?」
などの質問の後に、
菱田さんは36才で亡くなる前、
目が見えなくなっていく話を聞きました。
この絵は34才の時、
自分の命の限界を知った時に描かれています。
手前に描かれている杉と柏の若木。
子どもたちは、
「落ち葉が土になり、その養分が新しい若木を育てる。」
「自分の命が新しい命に代わっていく。」
「作者はもっと生きていたいと思ってる。」
ことに気づきます。
子どもたちの感性の豊かさ、
それを引き出すマッキー先生の進め方に
感心しました。
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私はというと、
県立美術館にあるという本物を、
ぜひ見てみたい気になりました。
鑑定団に出すといくらぐらいになるのかしら?
なんて考えませんとも、ええ。
じゃ、また。
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