« 老化は足から | メイン | 風格 »

2015年7月 3日 (金)

王家の谷

若狭町歴史文化課の課長さんが来られました。

「御食国若狭」と「鯖街道」が、

日本遺産に認定されたことの報告です。

ちなみに、

「みけつくに」と打ち込んでも変換されません。

御食事、事を消す、国で「御食国」(みけつくに)です。

課長さんはいろんな資料を持って来られましたが、

私は、

膳臣が眠るとされる、

脇袋古墳群がそのルーツというか、

この豪族の存在が、鯖街道発展の起点と考えています。

ちなみに、膳臣は(かしわでのおみ)と打っても変換されません。

え?しつこい?はいはい、次いきます。

だから、

脇袋古墳群なしには、

日本遺産は語られないのです。

我が校下にあって、

歩いて10分で行けます。

ここ↓

Jyounodukap1060796_2 (上之塚古墳:左が後円部)

や、

Nisidukap1060798 (西塚古墳:右が後円部で、左小さな丘で石柱が前方部の一部)

ね、

すごいでしょ。

実は私、

この学校に来るまでは古墳があることしか知っていませんでした。

町としては、

大々的にこの認定を活用する方針ですが、

まずは、

町民みんなに、

この古墳のことを広く知ってほしいなと思います。

四月までの私のような人も多いのではないかと思います。

すごい遺跡なのです。

丘に登って、

はるか小浜の方を眺めると、

この谷に豪族たちが、

次々と墓をつくった気持ちが分かるような気がします。

まさに、

「王家の谷」なのです。

とにかく、

まずは町民のみなさんに、

もっと知ってほしい。

もちろん、

子どもたちはみんな、

6年生になると社会の授業で見学しています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

それにしても、

課長さん、

四月にお会いした時より、

真っ黒に日焼けなさって、

フィールドでのお仕事、

ご苦労様です。

デスクワークや会議でもお忙しいはずです。

ご自分の研究もおありでしょう。

どうか、

お身体大切に。

では、また来週。

 

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.mitelog.jp/t/trackback/546502/33461219

王家の谷を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿