手先の器用さ
4年生が、
算数で平行線を書く学習をしていました。
三角定規2つを使ってひきます。
まず、(右利きの子の場合)
右手で一方の直線に定規を合わせます。A
もちろん鉛筆を持ったままです。
今度は合わせた定規の直角の部分に、
もう一つの定規を左手で沿わせます。B
右手の定規を左手の定規に沿わせてすべらします。C
目的の地点に右手のすべらせた定規がきたら、
その定規を左手でおさえなおします。D
あとは鉛筆で線を引くだけ。E
問題はA~Eの段階で定規を動かさないことです。
これが難しい。
いっぺんやってみてください。
はい、いいですか?
合わせてA
沿わせてB
すべらせてC
もちかえてD
線を引くE
ね、むずかしいでしょ?
子どもたちは大苦戦。(写真はプリントで練習した後、教科書にやっています)
どこかでずれてしまうんですね。
この作業を見ていて、
手先の器用さって大事だなあと思います。
手先の器用さってどうやって鍛えられるのかしら。
どちらかというと、
女の子の方が上手かなあという感じでしたが、
しっかりした確証はありません。
でも、女の子って小さい時から、
お母さんやおばあちゃんと一緒に、
手芸をしたり、お人形に服を着せたり、
塗り絵をしたり、家事をしたりする機会が
多いというイメージなのですが、
どうでしょうか。
とすると、きっと、
男の子だって、
小さい時から自分の手先を使う作業を
たくさん経験している子も手先が器用なのじゃないかな~~。
なんて思ったりします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「先生!ぼくは毎日手先を使っています!!!」
え?
「モンスターを倒すためのぼくの連射テクニック、すごいですよ!」
う~~~ん。
なんかちがうような気がするんですけど。
では、また。
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