体育館の妖怪
がっかりです。
昨日、
「この話、聞きたいですか?」
と、もったいぶったのですが、
(これは、教師がよく使う手法です。
「知りたいですか?どうしようかなあ~~。」
「先生、早く教えてくださいよ~。」
「みんな、本当に知りたい?本当に?じゃあ、教えようかなあ。」
と、まあこんな具合です。)
何の話かって?
体育館の妖怪の話でんがな。
よく晴れた日の朝に、
誰もいない体育館の屋根で、
妖怪が遊んでいる音がする。
という、
学校の怪談話を作ろうと思ったら、
子どもたちはすでに知っているのです。
その音の正体を。
今日の朝、5年生の男の子に聞いたら、
「温かくなると屋根の鉄板が伸びて鳴るんですよ。」
だって。
で、はじめの「がっかり」なんです。ええ。
帰りに、
6年生の男の子にも確かめたら、
「知ってますよ。でも、妖怪が遊んでいるなんて楽しいですね。」
「大丈夫。1年生は知らないんじゃないですか?」
と、
なぐさめられました。
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やさしい子たちです。
では、また。
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