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2015年10月 6日 (火)

研究授業

今日は、

2年生の算数「かけ算」の

研究授業でした。

私の学校は11月に研究発表会を控えていて、

昨年から算数の授業研究を盛んにやっています。

今日は特に、

今年の3月まで大学生だった新採用の先生の授業です。

教育事務所から指導主事の先生にも来ていただいて

授業を見ていただきました。

私は少し遅れて教室に入ったのですが、

まず、先生が○□メガネをかけているのが目に入りました。

Kennkyuup1070081 1あたり○ずつが□分だから、

○×□(○かける□)というかけ算の意味を、

このメガネをかけると、

「いくつずつがいくつ分」だからかけ算になる、

という言葉の式で考えるきっかけになるというわけです。

ああ、先生がこの授業を楽しんでいる。

そんな風に思いました。

新採用であろうとベテランであろうと、

授業を楽しむことができるって大事だと思います。

あとは、

子どもに心から「ごめんね。」と謝れること、

子どもに心から「ありがとう。」と言えること。

です。

先生だっていたらないこともあります。

そんな時、ぐだぐだ言い訳せずに「ごめんな・・・」

と言えれば、子どもの方が助けてくれます。

子どもの主体性が生かされます。

また、

一生懸命考えて、

勇気を振り絞って発表してくれた答えが間違っていた時、

「とっても大事な間違いです。よく発表してくれましたね。

 ありがとう。」

と言えれば、間違いが大事にされる教室になります。

今日は、

若い先生が、

一生懸命準備して、

子どもに少しでも楽しく学べるように、

という思いが伝わってきたとてもいい授業でした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

私も新採用の時に研究授業をしました。

見てくださった指導主事の先生からは、

「元気はいいけど、言葉遣いをていねいに。

 板書の字もていねいに。書き順も間違っていました。」

と、さんざんでした。

校長先生からは、

「今度の給料で背広を買うように。」

と言われました。

背広は1着ありましたが、

普段はジャージなのに、

この日だけ背広だと、

子どもが緊張してしまう、

という私の思いは理解されませんでした。

ま、

どちらにしてもレベルの低い話ですわ。

では、また。

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