研究授業
今日は、
2年生の算数「かけ算」の
研究授業でした。
私の学校は11月に研究発表会を控えていて、
昨年から算数の授業研究を盛んにやっています。
今日は特に、
今年の3月まで大学生だった新採用の先生の授業です。
教育事務所から指導主事の先生にも来ていただいて
授業を見ていただきました。
私は少し遅れて教室に入ったのですが、
まず、先生が○□メガネをかけているのが目に入りました。
○×□(○かける□)というかけ算の意味を、
このメガネをかけると、
「いくつずつがいくつ分」だからかけ算になる、
という言葉の式で考えるきっかけになるというわけです。
ああ、先生がこの授業を楽しんでいる。
そんな風に思いました。
新採用であろうとベテランであろうと、
授業を楽しむことができるって大事だと思います。
あとは、
子どもに心から「ごめんね。」と謝れること、
子どもに心から「ありがとう。」と言えること。
です。
先生だっていたらないこともあります。
そんな時、ぐだぐだ言い訳せずに「ごめんな・・・」
と言えれば、子どもの方が助けてくれます。
子どもの主体性が生かされます。
また、
一生懸命考えて、
勇気を振り絞って発表してくれた答えが間違っていた時、
「とっても大事な間違いです。よく発表してくれましたね。
ありがとう。」
と言えれば、間違いが大事にされる教室になります。
今日は、
若い先生が、
一生懸命準備して、
子どもに少しでも楽しく学べるように、
という思いが伝わってきたとてもいい授業でした。
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私も新採用の時に研究授業をしました。
見てくださった指導主事の先生からは、
「元気はいいけど、言葉遣いをていねいに。
板書の字もていねいに。書き順も間違っていました。」
と、さんざんでした。
校長先生からは、
「今度の給料で背広を買うように。」
と言われました。
背広は1着ありましたが、
普段はジャージなのに、
この日だけ背広だと、
子どもが緊張してしまう、
という私の思いは理解されませんでした。
ま、
どちらにしてもレベルの低い話ですわ。
では、また。
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