カボチャのカップケーキ
昨日のことですが、
校長室から、
窓越しにランチルームが見えます。
3年生がエプロン、バンダナずきん姿で、
わいわい楽しそうです。
しばらくすると、
「3年生が作ったカボチャのカップケーキです。
食べてください。」
と、そっとさしだしてくれます。
「こんなにたくさん、いいんですか?」
もちろん、1つだけというのはわかっていますよ。
でも、言ってしまうんですよねえ、私って。
あわてて、
「ひとつだけいただきますね。あとは職員室のでしょ?」
というと安心したように二人とも、
コクンとうなずいてくれました。
味?
おいしかったですとも。もちろん。
食べている時、
何人も、
「おいしかった?」
とのぞきこむその顔のかわいいこと。
うれしいんですね。
自分が作ったものを人に食べてもらうのが・・・。
たとえ口に合わなくても、
「おいしかったあ。ごちそうさま。」
と言いますとも。ええ。
いやいや本当においしかったですって。
甘さもちょうど良くて、
カボチャの味もしっかりしていました。
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学校って、
こういう教科書のない活動って、
教師の準備は結構大変なのです。
いやいや、カボチャ一つ作るにも、
畑を耕して、うねを立て、苗を植えて、ネットをはって、
雑草を取って、猿を追っ払って・・・
カボチャができるまでに、
ボランティアやPTAの人たちにも、
たくさんお世話になっているのです。
カップケーキひとつに込められた、
子どもたちや先生や、ボランティア、PTAの
みなさん方の思いに感謝しながら、
おいしくいただきました。
今度、
作り方を3年生の子に聞いてみよう~っと。
では、また。
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