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2015年11月 9日 (月)

ありがとうございました。林家染太さん。

P1070356 先週の土曜日は、

土曜授業の日で学校公開日でした。

落語家の林家染太さんに来ていただいて、

人権講演会として1時間、

楽しみながら学習できました。

「いじめられっ子のぼくが落語家になった理由」

という演題ですが、

ご自身の中学生の頃の壮絶な体験と、

「絶対、死んではダメ!

 最低のやつらのせいで人生を終わらせてたまるか!

 助けてと声を上げれば、親は、先生は必ず助けてくれる!」

というメッセージは迫力がありました。

子どもたちの心にも残ったことと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

落語コーナーでは、

6年生の子も参加しました。

P1070359うどんの食べ方と、

鼻のかみ方の実演です。

私も聞きながら一緒にやりましたとも。

また、

P1070366 南京玉すだれも見せて下さいました。

そして、

一人で四人の登場人物を演じ分けるという、

落語の真髄も見せて下さいました。

「桃太郎」の話は、

昨年も子どもたちは聞いているのに、

今回も大ウケでした。

落語って何回聞いてもおもしろいのです。

私も学生時代から落語は大好きで、

桂米朝と桂枝雀のレコードは何枚も持っていて、

同じ話を何回も聞いています。

  

数年前に子どもたちから、

怖い話をしてくれとせがまれました。

そこで、

「饅頭こわい」の前段で、

強いおやっさんが幽霊と出会う場面を、

子どもたちにやってみせたら、

子どもたちは本当に怖がってしまい、

オチの「寝しょんべんしとったんや。(夢オチ)」

まで話せなかったことがあります。

     

染太さんと校長室で話した時に、

学校周辺で猿や鹿が出没する話題になりました。

「ここらへんは、自然に放してある鹿は大事にしてるんですよ。

 放した鹿は大事にせなあかん。

 はなしか(噺家)は大事にせなあかん。」

という、

桂米朝の「鹿政談」のネタを使わせてもらおうと思ったら、

染太さんに途中で

「噺家は大事に・・・。」

と先に言われてしまいました。

プロ相手に挑んだ私がおろかでした。

修行が足りませんなあ。

しかし、

私はすっかり林家染太さんのファンになりました。

ありがとうございました。

では、また。

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