ありがとうございました。林家染太さん。
土曜授業の日で学校公開日でした。
落語家の林家染太さんに来ていただいて、
人権講演会として1時間、
楽しみながら学習できました。
「いじめられっ子のぼくが落語家になった理由」
という演題ですが、
ご自身の中学生の頃の壮絶な体験と、
「絶対、死んではダメ!
最低のやつらのせいで人生を終わらせてたまるか!
助けてと声を上げれば、親は、先生は必ず助けてくれる!」
というメッセージは迫力がありました。
子どもたちの心にも残ったことと思います。
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落語コーナーでは、
6年生の子も参加しました。
鼻のかみ方の実演です。
私も聞きながら一緒にやりましたとも。
また、
そして、
一人で四人の登場人物を演じ分けるという、
落語の真髄も見せて下さいました。
「桃太郎」の話は、
昨年も子どもたちは聞いているのに、
今回も大ウケでした。
落語って何回聞いてもおもしろいのです。
私も学生時代から落語は大好きで、
桂米朝と桂枝雀のレコードは何枚も持っていて、
同じ話を何回も聞いています。
数年前に子どもたちから、
怖い話をしてくれとせがまれました。
そこで、
「饅頭こわい」の前段で、
強いおやっさんが幽霊と出会う場面を、
子どもたちにやってみせたら、
子どもたちは本当に怖がってしまい、
オチの「寝しょんべんしとったんや。(夢オチ)」
まで話せなかったことがあります。
染太さんと校長室で話した時に、
学校周辺で猿や鹿が出没する話題になりました。
「ここらへんは、自然に放してある鹿は大事にしてるんですよ。
放した鹿は大事にせなあかん。
はなしか(噺家)は大事にせなあかん。」
という、
桂米朝の「鹿政談」のネタを使わせてもらおうと思ったら、
染太さんに途中で
「噺家は大事に・・・。」
と先に言われてしまいました。
プロ相手に挑んだ私がおろかでした。
修行が足りませんなあ。
しかし、
私はすっかり林家染太さんのファンになりました。
ありがとうございました。
では、また。
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