松木庄左衛門学習
6年生が、
松木庄左衛門さんの学習で、
松木神社とお墓のある正明寺へ行ってきました。
語り部さんのガイドが素晴らしかったらしく、
いい学習ができたようです。
若狭の人なら、
絶対に知っていてほしい人物です。
私も6年担任の時は歴史学習で
必ずとりあげた人物です。
江戸時代のはじめ頃、
小浜藩は新しい城を築きました。
たくさんの領民がかり出され、
たくさんの税が必要でした。
領民が納める大豆も1俵あたり4斗が4斗5升に増税されました。
12.5%の増税です。(今ちょっと計算してみました)
若狭に250ほどあった村々の庄屋たちが集まって、
もとの4斗に下げてくれと訴えます。
父親が亡くなって庄屋を受け継いだ庄左衛門は若干16才でした。
それでも20名ほどの庄屋代表に選ばれます。
9年間訴え続けましたが聞き入れられませんでした。
「お上にたてつくふとどきな者」としてとらえられ、
投獄されます。
次々と訴えを取り下げ釈放される先輩庄屋の中で、
庄左衛門一人があきらめませんでした。
とうとう願いは聞き入れられ、
もとの4斗に下げられました。
しかし、
殿様(江戸幕府の重役大老)側にしてみると、
農民の訴えで政策を変えたとあっては示しがつきません。
庄左衛門は磔にされ処刑されてしまいます。
28才の若さでした。
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杉田玄白や橋本左内、由利公正もいいですが、
もっと、
この松木庄左衛門さんも大々的に、
後世に語り継ぐべき偉人だと思います。
世のため人のため、
自分が信じた正義をつらぬくために、
命をかけて闘ってくれた庄左衛門さんを、
私は誇りに思っています。
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今日は新たな感染連絡はありませんでした。
どうか・・・祈るばかりです。
では、また。
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