今日は5年生が稲刈りをしました。
いつもお世話をしてくださる岡本さんと、
農楽舎のみなさん、
ボランティアのお母さんが来てくださいました。
田んぼは、
部分的に柔らかいところがあって、
子どもたちは何人も長靴がぬけなくなって、
どろんこになってしまいました。
「水田」あるいは「湿田」の本質を理解できたのでは?
「田げた」とか「田舟」の必要な地方の稲作も、
こんな経験があればこそ理解できるのだと思います。
現代は大型機械を入れるために、
稲刈り前には圃場を乾燥させておくという管理が必要です。
約300㎡ぐらいあるでしょうか。
すべて手刈りです。
私は途中から手伝ったので、
仕事は子どもたちが刈り取った稲を束ねることです。
実は子ども時代に、
私はこのことでいつも母親から叱られました。
刈ったひとつかみと、
次に刈ったひとつかみの組み方が逆で、
私の束は、
稲架(はさ)にかける時、
結び目が逆になるのです。
高校生ぐらいからは、
ひとつかみが大きすぎて、
束全体が大きく重いのでやりにくい、
と、小言も言われました。
(これ書いていて、稲刈りしたことのない人は???でしょうね。)
バインダーやコンバインができて、
今ではできなくてもいい技術かもしれません。
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2~4限、
5年生はよく働きました。
とにかく全て刈り取ることができたし、
束を運んでジャングルジムやフェンスにかけたり、
落ち穂を拾ったり・・・・・・・・・・・・・・・・・
しかし、
稲作学習はまだまだ続きます。
なんせ、八十八の手間をかけて製品になるのですから。
できるようにならなくてもいいのです。
いつも見ている田んぼは、
こんな仕事をしているのだと、
分かってくれればいいのです。はい。
では、また。
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