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2015年10月13日 (火)

P1070093 3連休が終わりました。

今日は5年生が稲刈りをしました。

いつもお世話をしてくださる岡本さんと、

農楽舎のみなさん、

ボランティアのお母さんが来てくださいました。

田んぼは、

部分的に柔らかいところがあって、

子どもたちは何人も長靴がぬけなくなって、

どろんこになってしまいました。

「水田」あるいは「湿田」の本質を理解できたのでは?

「田げた」とか「田舟」の必要な地方の稲作も、

こんな経験があればこそ理解できるのだと思います。

現代は大型機械を入れるために、

稲刈り前には圃場を乾燥させておくという管理が必要です。

         

約300㎡ぐらいあるでしょうか。

すべて手刈りです。

私は途中から手伝ったので、

仕事は子どもたちが刈り取った稲を束ねることです。

実は子ども時代に、

私はこのことでいつも母親から叱られました。

刈ったひとつかみと、

次に刈ったひとつかみの組み方が逆で、

私の束は、

稲架(はさ)にかける時、

結び目が逆になるのです。

高校生ぐらいからは、

ひとつかみが大きすぎて、

束全体が大きく重いのでやりにくい、

と、小言も言われました。

(これ書いていて、稲刈りしたことのない人は???でしょうね。)

バインダーやコンバインができて、

今ではできなくてもいい技術かもしれません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

2~4限、

5年生はよく働きました。

とにかく全て刈り取ることができたし、

束を運んでジャングルジムやフェンスにかけたり、

落ち穂を拾ったり・・・・・・・・・・・・・・・・・

しかし、

稲作学習はまだまだ続きます。

なんせ、八十八の手間をかけて製品になるのですから。

できるようにならなくてもいいのです。

いつも見ている田んぼは、

こんな仕事をしているのだと、

分かってくれればいいのです。はい。

では、また。

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