おにぎり
今日は秋の遠足でした。
6年生は修学旅行があったので、
教室で勉強です。
夜明け前、
オリオン座流星群を見ようとして外へ出たら、
曇っています。
あれ?
天気の心配は全然してなかったので、
弱い雨粒が落ちてきた時、
びっくりしました。
パソコンで天気予報を見ると、
曇り/晴れマークです。
明るくなって空を見ると、
なんとかいけそうです。
実行、実行、西の空はあかるい。
予定通りと決めました。
で、
JRで西へ向かった1・2年生は、
駅に着いたらパラっときたので、
カッパを着させたらやみました。
同じくJRで北へ向かった3・4・5年生は、
時折薄日がさすくらいの上天気。
やってよかったです。
遠足の楽しみといえば、
弁当です。
一緒に食べた女の子が見せてくれました。
うれしそうな顔で。
海苔で恐竜がはってあります。
「へええええ。すごいですねえ。いいなあ。」
というと、
となりの子が、
「私のも見てください。」
「や、やや。これも楽しそうですねええ。」
というと、
「わあ、かわいい!!」
と向かい側の女の子の声。
指さされた子の方の弁当を見ると、
おにぎりじゃありませんな。
ゲージツ作品ですがな。
そして、思い出したのは、
その昔、
子ども自身の手でにぎったおにぎりだけで、
おかずは禁止という約束の遠足をしたことがあります。
その時、
ある子が、
ソフトボールくらいの、
ラップに包んだおにぎりを持ってきた子がいました。
かわいそうに、
やっぱり子どもの手作りじゃ無理か。
と思ったのですが、
その子はうれしそうに食べています。
そして、
なんと、
中から、
ゆで卵が丸ごと出てきました。
「梅干しの代わりですから、おかずじゃありませんよね。」
にこにこしながら話してくれました。
もちろんセーフですとも。
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女の子に
「どうやって作ったの?」
と聞くと、
作り方を教えてくれました。
きっと子どもと一緒に作ったんでしょうね。
楽しそうな朝の台所の光景が目に浮かびます。
出来映えより、
自分で作る。
一緒に作る。
そんな弁当もねうちがあると思います。
では、また。
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