修学旅行②
修学旅行の続編です。
「金閣寺はだれが建てたあ?」
「足利義満でしょ。」
「ぶっぶー。大工さんでーす。」
という、
小生意気な子が今年もいるかと思ったら、
とうとう、一人もいなかったので、
バスの前の座席の子に、
私が聞きました。
そして、大工さんでえーす。
のくだりで、
悔しがるかなと期待したのに、
「あ、そ。」
の冷たい反応。
もちろん、
東大寺でも大阪城でも、
このネタは使いませんでしたとも。ええ。
正確に言えば、
というより、
この小生意気ななぞなぞでいい気になっている子が、
もし、いたなら、
私が用意している答えは、
「聖武天皇や義満や秀吉の強大な権力で支配されていた多くの人々。」
ですが、
こちらも使えませんでした。残念。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
奈良公園では、
三つの班に一人ずつガイドさんをつけてもらったので、
子どもたちもよく分かったと思います。
私がついた班のガイドさんは女の人でした。
二月堂の前で、
「あれが二月堂で、こっちが三月堂。後ろが四月堂で、あれが・・・
(と売店を指さして・・・・)食堂でーす。」
のネタを、
ガイドさんが言わなかったので、
私がちょこっと言ったら、
ぜんぜんうけませんでした。
ガイドさんだけに、
「さすが校長先生、よくご存じで。」
と言われ、
もう冷や汗が出ましたとも。
むー、残念。
二月堂には、
多羅葉(たらよう)という木が階段を登ると脇にあって、
葉っぱに硬いもので字を書くと、
黒く残って、
今の葉書の語源になったんだよ。
というネタも、
下からこの↓写真を撮らないといけないので、
言えませんでした。
ホントは、
階段を登るのがしんどそうだったので、
写真を口実にしました。ごめんなさい。
奈良公園といえば、
鹿、
でしょう。
東大寺?
いやいや、
子どもたちはそれまでに、
まず鹿で驚くんです。
自分たちの家の裏山にもいるのですが、
ここには、うようよといるのですから。
そこらに落ちてる大量の鹿の糞にも。
はじめはよけて歩いていましたが、
バスの駐車場のある南大門まで来た時には、
もう、よけるのも面倒になってきます。
鹿の糞といえば、
あの、
大女優の吉永小百合さんが、
「♪奈良の春日野♪青芝に~♪腰を下ろせば鹿の糞~♪ふんふんふ~ん黒豆や・・・♪」
という歌を歌っているのですが、
たしか二番は梅干しやったら去(い)によった、
で、三番は・・・(もうネットで調べてください)
私、
歌えますから。
でも、
しらけるので、
自重しましたとも。もちろんです。ええ。
長くなったので、
では、また。
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