もちつき
5年生が、
学校田で育てたもち米で、
もちつきをしました。
農楽舎の下嶋さんと山川さんも
駆けつけてくださいました。
何から何まで本当にありがとうございます。
昨日のうちに米を洗って水につけてあったものを、
せいろで蒸し上げて、
こづき、
ほんづきと交代しながらついていきます。
つきあがったら、
丸めます。
どうです、この出来映え。
もちはもち。
さっそくひとついただきました。
つきたての軟らかいもち。
2・3回かんで、
つるりとのみこめます。
なんておいしいんでしょう。
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私の家は田舎の農家でしたから、
毎年1俵ほどもちつきをしました。
朝早くから昼過ぎまでかかります。
大根おろしをかけたおろしもち、
きなこもち、あんもちは、
ついたその日に食べます。
よもぎもち、まめもち、きびもち、のりもちは、
平らにのばして、
硬くなりかけたら切り餅にします。
薄くスライスして藁で連ねて干して、かきもちにもしました。
とにかく、
もちはごちそうでした。
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下校時に、
持ち帰りのもちのはいった袋を下げている女の子が、
「私、5つ食べました。おいしかったですぅ。」
と話してくれました。
「じゃあ、もう飽きたでしょ。それ、ちょうだいな。」
と手を差し出すと、
サッと後ろに隠してしまいます。
その動作があまりにかわいらしいので、
あちこちで、
「そのもち、くれませんか?」
「1つでもいいから、ちょうだい。」
と言って回りました。
だれもくれませんでした。
こんな校長ですが・・・何か?
では、また。
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