やっぱり雪が・・・
「雪が少なくていいね。」
などという言葉が、
ついこの間までのあいさつでしたが、
やっぱり積もりましたね。
子どもたちも、
防寒ウェアに長靴といういでたちで、
雪をけちらしながら、
元気に登校してきました。
さっそく雪遊びです。
本当は、
なわとび記録会に向けて練習してほしいのですが、
この新雪を楽しむには、
またとない機会です。
私が小学生の時、
三八豪雪がありました。
雪ももっと降りましたし、
除雪車も通りませんでした。
集団登校は、
先頭集団に高学年が並ぶ隊列に切り替わります。
低学年の子が歩きやすいように、
高学年が踏み跡をつけていくのです。
雪が長靴に入らないように、
荒縄で縛っているのですが、
どうしてもゆるんで入ってきます。
たしか教室の暖房は、
大きな火鉢でした。
休み時間にぬれたズボンや靴下を乾かしていて、
焦がしてしまったこともあります。
冷たくて,冷たくて、
どの子もみんなしもやけになっていました。
冬の掃除は、
高学年の子がぞうきんを洗ってしぼってくれるのですが、
その子の手の指も真っ赤に腫れていたのを、
今でも覚えています。
それでもやっぱり、
冬の雪は楽しみでした。
雪で遊べることも楽しみでした。
集団登校で先頭で雪踏みしながら歩くのも、
自分がしもやけになりながら小さい子の雑巾を洗ってやるのも、
一家総出の屋根雪下ろしも、
玄関前の雪かきも、
喜んでやっていました。
それは、
「さすが、高学年や。」
と先生から、
「よう間に合う人間になったな。」
と親から、
認められ、ほめられる、
大事な機会、
仕事だったからです。
子ども時代、
「よう間に合う。」
この言葉ほどうれしいほめ言葉はありませんでした。
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明日もまた出張です。
では、また。
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