ハンディキャップ体験
4年生が福祉の学習で、
ハンディキャップ体験をしました。
私のカミさんの知り合いで、
盲導犬と生活している視覚障がいの人がいます。
その人に学校に来て子どもたちに講演してもらったことがありました。
帰りの車の中で、
「あなたの学校はそんなことなかったのでよかったですが、
いくつかの学校では、
目が見えないのってとてもかわいそう。
ぼくは目が見えるからよかった。
という感想が出てくるんですよね。ぼくはがっかりするんです。
僕たち障がい者って、かわいそうな人なんですかねえ?」
と話してくれました。
彼は自分で料理し、掃除もし、洗濯もできます。
仕事だって誇りを持ってやっていますし、
趣味にもうちこんでいます。
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目が見えない人が歩きやすい道は、
見える人にとっても歩きやすいのです。
高齢者に席を譲れる電車は、
誰にだって優しい電車だと思います。
障がいを持つ人が暮らしやすい社会は、
誰もが暮らしやすい社会だと思います。
そんな社会にするためには、
まずは正しく理解することが大事です。
ハンディキャップ体験は、
障がいを正しく理解するための一歩なのだと思います。
もちろん、
正しく理解した後どうするか、
も押さえなくてはいけません。
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先日の学習発表会で、
4年生の子の、
自然な車いす介助を見ていて、
とても感心しました。
そして今日、
学習後の感想文を読ませてもらいました。
どの子もみんな、
「力になってあげたい。役立ちたい。」
と書いていました。
いい学習ができたみたいです。
その気持ち大事にしてほしいと思います。
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では、また。
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