ご講評を・・・え?
21日の学習発表会はいかがでしたか?
どの学年の発表も、
4月からの活動の様子を、
ナレーターが紹介して寸劇で演じました。
それぞれに工夫が凝らしてあって、
先生方のアイディアに脱帽です。
子どもたちも意欲的に取り組んで、
とてもはりきって発表していました。
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昨日のことです。
6年生の支援に教室へ行くと、
「6年生の発表について子どもたちにご講評をお願いします。」
と、担任の先生。
え?聞いてないよ~。
でも、
そこに子どもたちが待ってますがな。
その場で考えながら話したので概要を。
まず、全体進行が良かったこと。
他の学年発表の準備や後片付けで活躍していたこと。
修学旅行で戦争と平和について考えたことにしぼったこと。
(大阪城のずれている石垣、空襲体験者の話)
から、
「戦争はだめ、平和な世界に。でも、子どもの自分たちに何ができる?」
ここで、16才で庄屋になって小浜藩の一揆を指導した松木庄左衛門に話を展開する。
タイムスリップして当時の小浜藩の様子を再現。
そこで自分たちは12才、でも、できることはあると信じる6年生。
幕が下りた後、江戸時代の老人が「ええ子らやったのう。」とつぶやく。
この構成や台本を、
子どもたちが話し合って決めていったということが、
何より素晴らしいのです。
一人の気付き、一人の思いをみんなのものにできる集団。
黙っている子の気持ちさえもみんなのものにできる集団。
「おれは関係ない」「あの子たちが勝手にやってるだけ」でない集団。
そんな集団になっている6年生は、
下級生の立派なお手本になっている。
というようなことを話しました。
(廊下に掲示してある6年生の人権ポスターから)
ほんとはもっとぐだぐだと話したのですが、
うまく伝わったかどうか・・・。
とにかく、
卒業まであとわずか。
6年生には最後まで、
下級生の良い見本であり続けてほしい。
そんな思いです。
では、また。
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